【沼落ちブログ】M!LKに出会った【後編】

こんにちは。オタクです。

早速ですが、沼落ちブログの続きでございます。

前編を先に読んでいただけると、流れがわかりやすいかと思います。

前回よりもただの記録文書感が増してしまいましたが、少しでもお楽しみいただけると幸いです。


2018年2月末

相変わらず5LOVEを押すのが日課の毎日を過ごす。本格的に沼に落ちてからは、自分のスマホに加え、両親のスマホや自宅のパソコンからもLOVEを押すちょっとしたズルをしていた。いや、ズルじゃない! 合意の上だ!

余談だが当時「Wi-Fiを切ってサイトにアクセスするともう一度5LOVEが押せるようになる」という一種のバグのような現象が起こっており、カウントされていたのかは不明だが律儀にこれも毎日していた。*1

f:id:bose10verflow:20210910155256j:imageバレンタイン期間のサムネがエグかったので、シェアハピ

この頃にはすっかり『EBiDANの基礎は履修済み』のような状態になっていた。スターダストチャンネル(月額制公式動画サイト)に登録してからは早かった。過去の番組やライブ映像がわんさか配信されているため、どんなグループがあるのか、どんなメンバーがいるのか、動画を見る度に興味が湧いた。その中でも特に一番興味を持っていたのは、今思い返せばM!LKだったかもしれない。ちなみに7thSG『ボクらなりレボリューション』のリリースイベントにお邪魔しようかと思っていたが、スケジュールが合わず断念した。

2018年3月10日

突然だが、私はツインボーカルが好きだ。一番好きなバンドもそうだし、超特急だってかつてはツインボーカルであった。実際やでよし芸人だった。ツインボーカル好きの星ってやつなのだろうか。なので冬チームの楽曲『Crystal』を初めて聴いたとき、絶対これ私好きやん…と半ば諦めのような気持ちを抱いたのだ。

そしてこの写真を見て、柔潤おばさんの人格が完全に覚醒する。

ア〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?!?!? カワイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

どことなく前述のバンドのツインボーカルの二人に雰囲気が似ていることも、要因として確実にあった。5kmくらい離して見たら似ている。

2018年3月30日

大阪・もりのみやキューズモールにて開催された『ebidence』のリリースイベントにお邪魔する。私にとって、最初で最後のバトボ現場となる。

なんだかちょっとかっこよく、且つやや不穏な言い回しをしてしまったが、単に「全国選抜メンバーが関西圏に来てくれる唯一の日だった」というだけである。

私は元々現場至上主義という訳では全くなく、イベントには近くの1箇所行けたらいいかな、といった認識であった。遠征という行為も、大きな節目のライブであれば稀にするくらいのものであり、基本は大阪や神戸あたりのどこかに行ければ十分満足であった。

イベント開始前、フードコートにて、友人に『Tuna-ight』という楽曲を教えてもらい爆笑。M!LKの吉田仁人くんのソロ曲であるらしく、M!LKはキャラソンがあるのか! いいなあ! と思う。*2お寿司無理なの、私と一緒やん♪ と仁人くんに親近感を覚え、*3「M!LKで推すならこの人かも」ぐらいまでいく。

そうこうしている間にイベントが始まった。フレッシュでパワフルなパフォーマンスをしながら、曲中にマイクを受け渡ししていたのが印象的であった。*4しっかり連携をしてえらい。歌もダンスも、素人目にではあったがデビュー組と何ら遜色ないもののように見えた。MCになると急にふわふわとし出すのも、これはこれで初々しくて非常にかわいかった。

「ソノシュン名MC」「下手でトーク回すやわしゅん*5*6えらくてかわいい」「おっぱいみえそう*7」「いちいち獅子座ですを言いに戻ってきてくれるうるお」(イベント終了後のメモより抜粋)

その後ライブは終了、私は1回分だけツーショ券をゲットし、めでたくツーショを撮らせていただいた。

f:id:bose10verflow:20210910130509j:imageCD全反射*8

実在している、人間だった。お肌が陶器のようにスッベスベだった。何を話したのか、そもそも何かを話したのか、全く覚えていない。

すっかり満足し、その日はそのまま会場を後にした。地元に戻り、クレープを食べて帰宅した。

2018年6月24日

この日はバトボ1st選抜のリリースイベント最終日、つまり1st選抜としての活動期間が満了し、実質的な解散をする。*9そんな日であった。が、私は相変わらず在宅をキメていた。最終日を見届けられるほどきちんと色々を見てきた訳ではなかったし、ここはそっと見守ることにした。綺麗な言い方をしたが、終わりを目の当たりにするのが嫌だったのかもしれない。

そうしてバトボ1stは有終の美を迎えた。その後も2ndの選抜に彼が選ばれますように、と5LOVEを毎日押した。引き続き家族にも手伝ってもらい、また、大学へ行く用事がある日は、パソコン室に赴き5LOVEだけ押して教室を出た。

2018年8月4日

この日はバトボ2ndの全国選抜メンバーが発表される日であった。なんとこの日もまた、スパドラのリリイベにお邪魔していた日であり、*10イベント終了後、カフェで舜太くん推しの友人と生配信を待機していた。

7月末に地方選抜メンバーは既に発表されており、東京選抜に柔太朗くんの名前はなかった。

ウソーーーッッッ!?!?!? ま、まああれかな、全国選抜一本でやってく的な…なんかそういう…そういうやつかな…全国選抜にはいるよね…さすがにね……

柔太朗くんっぽいの、どれだ…?

一抹の不安を拭いきれぬまま、配信を見始める。

 

 


柔太朗くんは、全国選抜に選ばれていなかった。

 

 


あろうことか、同じく1st全国選抜メンバーであった琉弥*11くん、曽野舜太くんの名前もどこにもなく私は絶望した。実力で選抜漏れするような3人ではないと思っていた。だからきっと、何らかの事情があるんだ。もしかしたらこの3人でデビューとか、しちゃうのかも。きっとそうだ。無理矢理思考をポジティブに持っていこうとしても、とにかく「もう会えないのかもしれない」という気持ちだけが鉛のように胸を支配していた。頼んだパフェはすっかり溶けていた。

2018年8月28日

とはいえエビライ*12はしっかりと楽しみであった。動画でしか見たことがなかった、年に一度の祭典。スパドラはもちろん、例の件で遠のいていた超特急も久々に見られる。少し怖いが、吹っ切れて前を向けるかもしれない。他にも初めてパフォーマンスを見るグループばかり、毎年恒例のシャッフルも楽しみだ。憂鬱な気持ちは忘れて、二日間思い切り楽しもう。そうしてエビライ2018 DAY1は幕を上げた。

中盤、エビライの代名詞とも言えるシャッフルユニットコーナーにて予定外の涙を流す。*13その後モニターに映されたのはビュンビュンとかっ飛ばすM!LK号*14しかし、マシントラブルでストップしてしまう。「Emergency, Emergency」のアナウンスがM!LK号のガス欠を告げる。スパドラかと思った。

この時はなんか尺長いな〜くらいにしか思わなかった。M!LK号がんばえー! と、呑気に見ていた。琉弥くんの写真が映るまでは。

琉弥くん舜太くん、そして柔太朗くん。牛乳を注ぐ音に合わせ、3人の写真が続け様に映し出され、ポップでキュートな旧ロゴはスタイリッシュな新ロゴへ姿を変える。壮大な音楽に合わせ、7人になったM!LKアー写がスクリーンを破るほどの勢いで目に飛び込んできた。

 

 

え? 柔太朗くんいる……

 

 

よくわからないまま、私は泣いていた。え無理無理何? 今から柔太朗くん見れるの? え? M!LK? え? え? 待って待って待って曲始まった曲わかんないとりあえずペンラ振ろ。思考力が限界まで落ちても、オタクは腕を動かすことをやめない。

そのまま1曲目『Over the Storm』を初披露。柔太朗くんが、M!LKと一緒の衣装を着て、一緒に歌って踊っている。

状況が全く読み込めないが、「オーバーザースト!」というサビのキャッチーなフレーズは聴きながらすぐに覚えたので、メロディに合わせてとにかくペンライトを振った。間抜けに口をぽかんと開け、涙を流したまま、1曲目は終わった。

そして間髪入れず、2曲目『Brave Saga』のイントロが流れ始めた。

「皆さん、僕たちが新生M!LKです。これから僕たちは7人で、上を目指して頑張っていきます!どうか、よろしくお願いします!」

 

 

私は声を上げて泣き崩れた。

 

彼の努力が報われた。なんて誇り高い推しなのだろうか。嬉しい。おめでとう。本当におめでとう。連番していた舜太くん推しの友人と、ぐっちゃぐちゃの顔のまま抱き合って喜んだ。そしてこの瞬間、私はみ!るきーず*15になった。

 

自分で言うのもアレだが、み!るきーずになる素質は少なからずあったのだろうな、となんとなく思っていた。全てが重なったのが今日だった。きっとそれだけだったのだろう。

そこでふと思い出したのが、同年6月末にM!LKを卒業した山﨑悠稀くんのことだ。彼の卒業を受けて、M!LKはその後4人で活動をしていた。その矢先の、3人の電撃加入だ。会場にいるみ!るきーず全員が全員、新体制での門出を前向きに受け入れた訳ではまだなかっただろう。

悲しいけれど、アイドルの加入ってそういうものだ。誰なら良くて誰ならダメとかじゃない。誰が入っても初めはそういう声が少なからずあるものだ。

パフォーマンスをした2曲がいずれも初披露の新曲であったことも相まって、会場が一体となり曲にノっている、そんな光景とはお世辞にも言えなかった。突然の発表に立ち尽くす人もいれば、ざわざわと話し声も聞こえた。disる気は毛頭ない。そりゃそうだ、と思う。

ただ、祝福してる人、ここにいるよ!!!!! おめでとう!!!!! ムチャクチャ嬉しいよ!!!!! ということを伝えたくて、嗚咽を漏らしながら、ただただメンバーの掛け声や振り付けを真似してみせた。

その後3曲目は皆ご存知『テルネロファイター』。ここで会場のボルテージは再度沸騰し、そのままラストまで突っ走る。ひとしきり泣いた後はただひたすら、柔太朗くんの姿を目に焼き付けていた。終始緊張した面持ちではあったものの、メンバーと目が合うたびにそれがほろっと崩れて笑顔が溢れていたのが本当に嬉しくて、M!LK、だいすき……と早速思った。

「以上僕たちは、M!LKでした!」

なんてことないいつもの挨拶が、一層特別なものになったこの日。M!LKのメンバーとしての初パフォーマンスを堂々とやり切った彼にとびきりの声援と拍手を送った。終演後まで手のひらはエグいほど真っ赤で、ちょっと自分に引いた。

 

「盛り上がってくれて、ありがとう!」

捌け際、勇斗くんが最後に客席に向けて発したこの一言。ちょっとでも想いが届いた気がして、嬉しくてまた泣いた。M!LK、だいすき……(それさっきも聞きましたよ)

 

長々と語りましたが、配信されておりますので是非。

EBiDAN THE LIVE 2018-DAY1 #4

 

 

 

以上、柔太朗くんに出会い、み!るきーずになるまでの経緯をつらつらと書かせていただきました。

せっかくなので、エビライ2018 DAY2のことも少しだけ書き記しておこうかなと思います。

 

2018年8月29日

2日目。喉に天龍源一郎を飼ったまま、ホテルをチェックアウトする。勲章だ。

やはり様々な声はあったようだが、私の中には嬉しい気持ち以外なかった。なんたって今日も柔太朗くんに会える。これからは、M!LKの現場に行けば会えるのだ。そして仲の良いオタク達にこぞって心配された柔潤離れ離れ問題も、実はそれほど凹んでいなかった。グループが離れたところでなくなるような絆じゃない*16*17と思っていたため、結構平気であった。とにかく今日は楽しもう。そう決意し、開演を待った。

 

M!LKの出番はなんと一発目であった。

 

「おはようございますう!!! トップバッターM!LKじゃい!!!」

 

待って〜待って待って〜M!LKだいすきなんだけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

太智くんの底抜けに明るい挨拶から始まった『めちゃモル』。このシャウトを聴いて、漠然と「信頼」という単語が過った。別に昨日時点で実はあんまり信頼していなかったとか、そういうんじゃない。逆境すら跳ね除けて、笑顔で前へ進む。そんなグループ性を体現したような叫びであったのだ。

 

EBiDAN THE LIVE 2018-DAY2 #1

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、最後はお馴染みの『恋心』を出演者全員で披露しエビライは幕を閉じる。この恋心がま〜絶品なので、是非見てください。見て! お願い! スタチャン入ってなかったら、お金は私が払うので、見て!!!!! 37:05〜です!!!!!!!!!!!!!

 

EBiDAN THE LIVE 2018-DAY2 #5

 

M!LK、だいすき

 

こんなの…ねえ…なにこれ…大好きじゃん…だいじ人間しかおらん……ねえ……まるっとだいじだよ……だいじすぎ……かわいい……ママ……ママおるな……よかったねえ……にこにこで…嬉しいねえ………

あまり記憶はありませんが、帰路で「吉田仁人さんの連帯保証人になら私なる…」と言っていたそうです。きも

 

 

さて、脳が死んできたのでそろそろ終わりにしようかと思います。

出会えて嬉しい。この一言に尽きます。

み!るきーずになれたことを誇りに思いながら、今日もどこかで頑張っている彼らのことを思い、私も頑張る。

ただそれだけです。

 

M!LK、だいすき!*18

 

 

 

 

 

 

 

*1:こっちはちゃんとズルくさい

*2:そういうわけではなかった

*3:実際は普通に食べられるらしい。騙された

*4:人数分マイクがなかったため

*5:舜太くんと柔太朗くん

*6:先見の明

*7:さいてー

*8:めっちゃいい天気だった

*9:もちろん2nd、3rd…と続き現在に至っています

*10:1stの時もそうだった。デジャブ

*11:当時の芸名

*12:EBiDAN THE LIVEの略称

*13:毅くんがかわいくてつい

*14:この年のエビライはレースをモチーフにしていました

*15:M!LKのファンの呼称

*16:そういうこと言うからヤクザ呼ばわりされるんですよ

*17:実際本当にそう にっこり

*18:さて、このブログで私は「M!LK、だいすき」と何回言ったでしょ〜うか